原因不明の問題を効果的に解決するための情報収集の方法

製品やシステム、サービスなどに原因不明の不具合や障害が発生した際、その対処を誤ってしまうと、場合によっては、今後のビジネスに深刻な影響を与えてしまう危険性があります。そのため、そのようなトラブルが発生した場合には、速やかに現状を復旧させ、原因を究明することが求められます。 ただし、そのような時間的なプレッシャーが重くのしかかる場面では解決を急ぐあまり、過去に経験した類似の問題や思いつきに頼って問題を解決しようとしたり、手当たり次第に処置を講じてしまうことで、かえって問題の解決に時間がかかってしまうことが起こり得ます。 そのような心理的なバイアスが働きやすい状況では、的確に情報収集し、発生した問題/トラブルを正しく理解することから始めることが重要です。では、具体的にどのように情報を収集すれば良いのでしょうか？ 本セミナーでは、複雑な問題にアプローチする一つの方法論として、60年以上世界中で活用され続けているケプナートリゴーメソッド（KT法）の問題分析プロセス（PA）のエッセンスをご紹介します。