近年、医療の現場では様々な医療機器が活用され、より高度な医療に対応できるようになり利便性が上がるにつれて、より複雑なソフトウェアが組み込まれるようになっています。以前よりも複雑なソフトウェアを開発することによって、ソースコードの品質維持やテストの効率化などの課題も増えています。
本セミナーでは、AIメディカルサービス様の事例を元にどのようにソフトウェア開発の課題を乗り越え、国際規格の認証取得に至ったのかをご紹介し、シノプシスからはソリューションを活用して医療機器ソフトウェアのセキュリティ対策を行うべきかを提言いたします。
セッション1:「AIを活用した内視鏡画像解析ソフトウェア開発の品質・効率向上とIEC 62304取得に向けた取り組み」
株式会社AIメディカルサービス
製品開発部門ソフトウェア開発チーム
遠藤 有真様
内視鏡医療の現状と弊社のソフトウェア開発における品質と効率の向上の両立への取り組み、そして今回 Coverity と Black Duck を利用して開発した内視鏡画像解析ソフトウェアによる「がん鑑別型AIシステム」をご紹介します。
また、スタートアップであるAIメディカルサービスが、医療機器ソフトウェアとして国際規格IEC 62304およびIEC 62366-1の認証取得に至るまでのプロセスと、今後の展望についてご紹介します。
セッション2:「シノプシスがお手伝いできる医療機器向けソフトウェアのセキュリティ」
日本シノプシス合同会社 ソフトウェア・インテグリティ・グループ
シニア・セールス・エンジニア
藤本豊己
医療機器業界が置かれている環境は人命に関わるため、規制と制約が厳しく複雑です。シノプシスではお客様の具体的なサイバーセキュリティ・ニーズに合わせたツールとサービスを組み合わせて医療機器のセキュリティ・ソリューションをご提供しています。このセミナーではソリューションのうち静的解析ツールCoverity、ソフトウェア・コンポジション解析Black Duck、ファジング・テスト・ツールDefensicsなどを使って、どのように市場に出る前にセキュリティ上の問題に対処していくかを解説します。